カジノの語源

みなさんは“カジノ”の語源をご存知ですか?

どんな言葉にも「語源」はあるものですが、このカジノの由来についても
とっても興味深いのでご紹介します。

カジノの由来と語源

カジノとは、来訪者であるゲストに対して「カードやダイス、マシン等を用いたゲーム」による賭けを提供する施設と遊戯を意味し、その賭けに投じられた金額の一部を収益とすることで運営を行っているんです。

カジノの語源は、イタリア語で「小さな家」を意味する「カーサ(Casa)」に由来していて、元々は王侯貴族が所有する別荘を指していたんです。貴族たちは、保養地にある別荘に客人を招いては社交パーティを開き、パーティの余興としてカードゲームなどを楽しんでいたといわれています。
これがカジノの起源です。

それがいつしか、賭け事を行うゲームを提供することをビジネスとした「カジノ」へと発展して、人々の集まる「社交場」、「娯楽場」へと変化をとげて、現在のようなギャンブルゲームを提供する施設を指すようになりました。カジノの経営側のことを「ハウス」と呼ぶのは、今もその名残りなんですね。

こうして、カジノは 16世紀頃のヨーロッパ各地へと広がり、そのスタイルも「特権階級向けのサロン」と「一般市民の娯楽施設」の2つに大きく分かれました。そのスタイルは、現在まで受け継がれていて、前者は厳格で荘厳なヨーロッパ式のカジノ、後者はカジュアルで気軽なアメリカ式のカジノのベースとなっているんですね。

だから、ヨーロッパではドレスコードや会員制を設けるカジノが多く、格式が高いというイメージがあって、ラスベガスではドレスコードもなくアリーナのような広さで気軽に出入りできる観光的なカジノというイメージにつながっているんです。

経済活動を目的としたカジノ導入

近年では、アジア各国でも、地域振興や外貨獲得などの経済活動を目的としてカジノを導入するケースも増えています。

わが国日本でもここ数年前から、外国人観光客の減少や失業率の増加の対策案としてカジノ合法化が検討されてきましたが、今は東北大震災の復興支援策として注目を浴びてきました。

カジノの長い歴史を見ても、カジノによって滅びた街はなく、ラスベガスやマカオ、モンテカルロは「カジノ」によって豊かになり、未だに発展を続けています。カジノをギャンブルとしてではなく、健全な観光ツールとしてうまく導入する時代がきているんだと思います。